制作プロセス

dobの制作プロセス

中小企業のWebに“伴走”する、とは
── 制作プロセスを工程ごとに公開します

「制作会社を3社くらい回ったんですが、正直、どこも似たような提案で違いがよく分からなくて……」

初回ご相談で、こうおっしゃる中小企業の経営者の方は本当に多いです。ホームページ制作は、金額が大きく、効果が見えづらく、後戻りしにくい意思決定。にもかかわらず、制作会社ごとの違いが伝わりづらいというのは、業界全体の課題だと感じています。

「集客できるホームページ」と「とりあえずあるだけのホームページ」を分けるのは何か。弊社の答えは、制作プロセス全工程での、お客様との擦り合わせ密度です。この記事では、弊社の制作プロセスを初回ご相談から公開後まで8つの工程に分けて、各工程で何を擦り合わせるのかを、隠さず全部お見せします。

1. 制作プロセス全体図 ── 8つの工程

  • 工程1:初回ご相談 ── 課題・現状・期待値の確認
  • 工程2:提案書プレゼン ── ターゲット設計/競合分析/強み抽出/TOP構成/プラン
  • 工程3:ご契約後の本格ヒアリング ── 事業の深い理解/素材の洗い出し
  • 工程4:ワイヤーフレーム全体合意 ── 全ページの構成・導線・CTA配置
  • 工程5:コンセプトシート合意 ── 色・写真トーン・フォントの方向性
  • 工程6:デザイン制作 ── デザインカンプの擦り合わせ
  • 工程7:公開前の最終確認 ── 文章・動作・SEO設定の総点検
  • 工程8:公開後の伴走 ── 月次フォロー+四半期レビュー

それぞれの工程で、弊社が何を・どう・なぜ擦り合わせているのかを、順番にお話しします。

2. 工程ごとに何を擦り合わせるか

工程1初回ご相談 ── 売り込まずに、まず聞く

Google Meet 60分・無料

最初のご相談では、弊社から営業トークをすることはほぼありません。お聞きすることに徹するフェーズです。現状の課題、事業内容・お客様像、これまでの集客の手応え、競合と感じている会社、期待・予算感・公開希望時期などを、対話の中で整理していきます。

この時点で「dobで発注すべきか」をお客様が判断できる材料を、できるだけ多くお渡しします。競合状況の所感、効きそうなキーワードのラフな見立て、時には「この方向でしたら、他社さんの方が向いているかもしれません」という率直なお話まで。dob以外を選ばれる方が成果に近づくケースなら、そちらを推奨する ── これが弊社の基本姿勢です。

初回ご相談は無料・60分です ▶ 予約はこちら

工程2提案書プレゼン ──「言葉」でなく「成果物」で力量を示す

1〜2週間後・対面 or Meetでプレゼン

正直に言うと、弊社自身が制作会社を選ぶ立場なら、こう思います。「言葉では何とでも言える。実際に何を作ってくれるか、契約前に見せてほしい」と。多くの制作会社の提案書は、自社実績ロゴと抽象論と料金プランで構成され、お客様の事業に対する具体的な分析が抜け落ちていることが少なくありません。dobの提案書には、以下を必ず盛り込みます。

① ご提案のゴール定義

「サイトを作ること」でなく「お客様の事業がどう変わるか」を1文で言語化します。例:「価格でなく、価値で選ばれる工務店のWebを作る」

② ターゲット設計(ペルソナ)

年齢・地域・検討動機・意思決定の決め手まで踏み込んだペルソナを具体化します。「誰に届けるか」を曖昧にしたまま作られたサイトは、誰にも刺さりません。

dobのターゲット設計シートの例
実際の提案で使用しているターゲット設計シートの一例

③ 競合分析

同エリア・同業種の主要3社の強み・弱み・SEOポジションを比較表で。競合の空白地帯こそ、お客様の勝ち筋になります。

④ 強みの抽出と独自訴求

ヒアリングから「お客様自身がまだ言語化されていない強み」を抜き出し、コンセプトワードに。「自分たちの価値をこう言語化してもらえたのは初めて」というご感想を多くいただきます。

⑤ TOPページのワイヤーフレーム

家を建てるとき、いきなり色の話から始める人はいません。まず間取り図を描く ── これが順序です。dobはデザイン前に、提案段階でTOPページのワイヤーフレーム(線画レベルの構成設計)をお見せします。「デザインの好み」と「集客に効くか」を切り分けて議論でき、お客様が主体的に意思決定できる共通言語ができます。

提案段階でお見せするTOPページのワイヤーフレームの一例

⑥ SEO戦略(集客を重視されるお客様向け)

「ホームページで集客したい」と明確に仰る場合、SEOシミュレーションを追加でお作りします。どんなキーワードが効くか・検索ボリューム・競合・狙える順位の試算を、3フェーズで段階的に取りに行くロードマップとして提示。「いつ頃から問い合わせが増え始めるか」の見通しが立ち、「制作費が何への投資か」が腹落ちします。

集客を重視されるお客様にお出しするSEOシミュレーションの一例

⑦ 制作プラン(複数案)

スタンダード/推奨/フル支援など、お客様が選びやすい形で複数案をご提示します。

⑧ 期待効果と目標数値

公開6ヶ月後に目指す数値目標(月間ユーザー数/問い合わせ件数/検索順位)を、現状からのギャップで示します。

⑨ 制作スケジュール

着手〜公開までを月単位ガントチャートで、お客様側の作業と重ねて見える化します。

これら9項目を1冊のスライド資料にまとめ、プレゼン形式でお渡しします。「読んでください」でなく「一緒に読みましょう」のスタイルです。

工程3ご契約後の本格ヒアリング ── 深掘りする

ご契約後、改めて2〜3時間の本格ヒアリングを行います。提案段階が「方向性を決めるヒアリング」なら、ここからは「実際にコンテンツを作るためのヒアリング」。過去の施工事例・お客様の生の声・写真素材の棚卸し・社員さん紹介・他チャネル連携などを掘り下げます。特に「お客様自身が日常的すぎて当たり前と思っていること」ほど、強いWeb素材になります。ここを引き出すのが弊社の腕の見せ所です。

工程4ワイヤーフレーム全体合意 ── 下層まで固める

提案段階ではTOPのみだったワイヤーフレームを、全ページ分作成します。各サービスページ、エリアページ、施工事例、代表ストーリー、お客様の声、相談の流れ、FAQ、お問い合わせ──1ページごとに「誰が・どんな状態で・何を求めて来るか」を定義し、構成を組みます。1〜2週間かけて擦り合わせ、合意してからデザインに進みます。

工程5コンセプトシート合意 ── 言葉でなく”絵”で決める

「上品で、信頼感があって、温かみのある感じで」── これ、3人に伝えたら3通りの絵が出てきます。言葉だけでデザイン方向性を擦り合わせるのは、ほぼ不可能。だからdobはコンセプトシート(ムードボード)をお作りします。写真トーン・カラーパレット・フォント候補・ブランドの空気感を表すキーワードをビジュアルで提示し、ご感想を自由に出していただきます。この段階の擦り合わせが、後のデザイン制作の手戻りを9割なくします

dobのムードボード(コンセプトシート)の例
デザイン方向性を決めるムードボード(コンセプトシート)の一例

工程6デザイン制作 ── カンプを共有し、対話で詰める

工程4・5の合意を踏まえてデザインカンプを作成します。いきなり全ページ完成版を出すのではなく、①TOPのカンプ(A案・B案のことも)②主要下層1〜2枚③残りの下層、の順に段階的にお見せし、その都度ご意見をいただきます。最初のTOPで方向性が固まれば、下層の修正は通常少なくて済みます

工程7公開前の最終確認 ── 総点検

コーディング・WordPress実装が完了したら、公開前の最終チェックを行います。

  • 全ページの文章の最終校正(誤字・トーン統一)
  • 写真の差し替え漏れ/フォームの動作テスト
  • PC・スマホ・タブレット、主要ブラウザでの表示確認
  • タイトル・メタディスクリプションの最終設定
  • Google Analytics・Search Consoleの接続/構造化データの確認

お客様にもチェック項目リストをお渡しし、社内の関係者でご確認いただきます。

工程8公開後の伴走 ──”作って終わり”にしない

ここが、弊社が最も大事にしている工程です。ホームページは公開してからが本番。検索順位は徐々に育ち、お客様の事業も変化します。dobでは公開後3ヶ月間、月1回の運用フォローMTG(30分・無料)を標準でお付けしています。

  • アクセス状況のご報告(どのページに・どんなKWで・どれだけ流入か)
  • お問い合わせ内容のフィードバック/文章・写真の微修正
  • 検索順位の変動と、次の打ち手のご提案

3ヶ月後以降は、四半期に一度の運用レビュー(60分・無料)を定期的に行います。「もっと頻繁に伴走してほしい」というご要望には、別途Web集客顧問サービスのご相談も承っています(任意・無理にお勧めはしません)。dobは「作って終わり」にしません。公開後も数字を見ながら、次の打ち手を一緒に考える ── そんな“伴走”を大切にしています。

3. なぜこの密度で進めるのか

「ここまでやって、ちゃんと採算合うんですか?」とよく聞かれます。理由は3つあります。

① “作って終わり”の会社にしたくないから

弊社は、ホームページを「中小企業のWeb部署」として伴走することを仕事にしたい。全工程で丁寧に擦り合わせるのは、「この後もずっとあなたの事業に伴走する覚悟がある」というメッセージを、行動で示すためです。

② お客様の意思決定をフェアにしたいから

金額の大きい意思決定だからこそ、他社が出さないところまで提案段階で出して、フェアに比較していただくのが正しいと考えています。結果dob以外を選ばれても、弊社の分析がお客様の意思決定の解像度を上げたなら、それも仕事の意味です。

③ 「伴走」という言葉を、行動で示したいから

「伴走」はいまWeb業界で広く使われています。言葉で言うだけなら誰でもできる。弊社はその言葉を、初回相談から公開後まで一貫した行動で示し続けたいのです。

補足:価格帯について

正直にお伝えすると、ここまでの分析・設計を提案段階で行う制作会社は、もう少し上の価格帯(数百万円〜)では珍しくありません。ただ、中小企業が現実的に投資できる予算感で、同じ深度で踏み込む会社は、弊社が知る限り多くはありません。これは弊社が意識的に取っているポジションです。「価格と提案密度のバランス」── ここで違いを出すのが、dobの戦い方です。

4. ご相談の流れ

「自分の会社で、提案を受けたらどんな内容になるんだろう」とご興味を持っていただけた方は、無料Web戦略相談(60分・Google Meet・無料)をご利用ください。ご相談の場で、競合状況の所感・効きそうなキーワードの見立て・サイト方向性の初期アイデアまでお出しします。営業電話やしつこいご連絡は一切いたしません。

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この記事でご紹介したプロセスを、御社のWebに当てはめて一緒に考えます。

  • 御社の業種・商圏での競合状況の所感
  • 効きそうなキーワードのラフな見立て
  • サイト方向性の初期アイデア
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