ホームページ制作の費用相場と内訳(見積もりの見方)

ホームページ制作の費用相場と6つの内訳

これからホームページの制作費を見積もる、中小企業の経営者・ご担当者に向けた記事です。業種は問いません。

「ホームページを作りたいけれど、いくらかかるのか分からない」「見積もりの項目を見ても、高いのか安いのか判断できない」。初めてホームページを作る方や、作り直しを考えている方からよく聞くお悩みです。

この記事では、ホームページ制作の費用の内訳、料金の決まり方、規模ごとの目安、費用を抑えるコツ、見積もりで確かめることをまとめました。

この記事でわかること

  • 見積もりに出てくる6つの費用の中身
  • 料金の決まり方(定額・ページ単価・パッケージ)と規模ごとの目安
  • 費用を抑えるコツと、見積もりで確かめること

ホームページ制作の費用の内訳

見積もりに出てくる費用は、大きく6つに分けられます。呼び方や分け方は会社によって違いますが、中身はほぼ同じです。

費用中身見積もりで確かめること
ディレクション費目的の聞き取り、ページ構成の企画、進行と品質の管理打ち合わせの回数と、構成案を出してもらえるか
デザイン費ページの見た目を作るデザイン案の数と、修正できる回数
コーディング費デザインをブラウザで表示できる形にする。スマホ対応を含むスマホ・タブレットへの対応が含まれているか
システム費WordPressの導入、問い合わせフォーム、予約機能など自社で更新できる仕組みになっているか
コンテンツ作成費文章の作成、写真の撮影、動画の制作原稿や写真は誰が用意するのか
保守・運用費公開後の更新、トラブル対応、セキュリティ対策、アクセスの報告月にどこまで対応してもらえるか

ディレクション費

ホームページ制作の全体を進める担当者(ディレクター)の費用です。作る目的やお客様像を聞き取り、ページの構成を考え、デザイナーやコーダーと連携しながら、納期まで進行を管理します。ここが手薄だと、見た目は整っても目的に合わないサイトになりやすくなります。

デザイン費

ページの見た目を作る費用です。会社の印象やお客様層に合わせて、色、文字、写真の配置を決めます。トップページと下層ページでデザインを分けるか、デザイン案を何案出すかで費用が変わります。

コーディング費

デザインを、HTML・CSS・JavaScriptでブラウザに表示できる形にする費用です。スマホやタブレットで崩れないようにする対応(レスポンシブ対応)も、ここに含まれることが多い作業です。表示の速さや使いやすさにも関わります。

システム費

WordPressなどの更新の仕組み(CMS)の導入、問い合わせフォーム、予約機能などを組み込む費用です。お知らせや施工事例を自社で更新したい場合は、CMSが入っているかを確かめます。

コンテンツ作成費

ページに載せる文章、写真、動画を作る費用です。プロのライターやカメラマンに頼む場合にかかります。原稿や写真は自社で用意する前提の見積もりも多いので、誰が用意するのかを最初に決めます。

保守・運用費

公開した後の費用です。サーバーやドメインの管理、文章や写真の差し替え、表示されないなどのトラブル対応、セキュリティ対策、アクセスの報告などが含まれます。月額で、どこまで対応してもらえるかは会社によって大きく違います。

文章の作成や写真の撮影は、制作費に含まれていないことがあります。「何が含まれていて、何が含まれていないか」を見積もりの段階で確かめます。

料金の決まり方

決まり方内容気をつけること
定額制決まった料金で、決まった範囲を作る含まれる範囲が狭いことがある
ページ単価制1ページあたりの単価×ページ数ページが増えると費用も増える。修正が別料金のことがある
パッケージ目的に合わせて作業をまとめた料金パッケージの中身と、外れる作業の料金

見積もりを比べるときは、料金の決まり方が違う会社どうしを金額だけで比べないことが大切です。同じ「30万円」でも、含まれるページ数や修正の回数、公開後の対応が違えば、中身はまったく別のものになります。

dobは、目的に合わせて組み立てる「集客プラン」で、制作費は50万円〜(税別)です。料金の詳しい内容はプラン・料金でご覧いただけます。

ホームページ制作の費用の目安

規模目安主な中身
小規模10万円〜50万円会社概要・サービス紹介・お問い合わせなど、数ページ
中規模50万円〜150万円複数のサービスページ、ブログ、採用情報など
大規模150万円〜多数のページ、会員機能や検索機能、多言語など
LP(1ページ)10万円〜50万円申し込みにつなげる縦長の1ページ

小規模のサイトでも、検索で見つけてもらうための設計(検索語の調査やページ構成)まで頼むと、費用は中規模に近づきます。逆に、名刺代わりに会社の情報を載せるだけなら、小規模の範囲で収まることが多くなります。

費用は2026年10月時点の一般的な目安です。デザインの作り込み、機能、原稿の量によって大きく変わります。ブログや記事で集客するサイトは、作る費用のほかに、記事を作り続ける費用がかかります。

費用を抑えるコツ

  • 作る目的と、必要なページの優先順位を先に決める
  • デザインのひな形(テンプレート)を使う
  • WordPressなどで、自社で更新できるようにする
  • 原稿や写真など、自社で用意できるものは用意する
  • 複数の会社から見積もりを取り、同じ条件で比べる
  • 使える補助金があるか、公募要領で確かめる

ドメインとサーバーは、会社の名義で契約しておくことをおすすめします。制作会社の名義のままだと、依頼先を変えるときに移すのが難しくなることがあります。自社で契約する場合の目安は、ドメインが年0〜3,000円程度、サーバーが月500〜2,000円程度です(2026年10月時点)。

見積もりと制作会社で確かめること

確かめること見るところ
制作実績自社に近い業種や規模のサイトを作っているか
見積もりの細かさ項目ごとの金額と、含まれる範囲が書いてあるか
追加費用どんなときに追加の費用がかかるか
公開後の対応更新、トラブル対応、アクセスの報告を頼めるか
名義ドメイン・サーバー・WordPressの管理者を自社の名義で持てるか

制作会社の選び方は失敗しないホームページ制作会社の選び方で、自作と比べる場合はホームページの自作のデメリットとメリットで詳しく書いています。

まとめ

  • 費用は、ディレクション・デザイン・コーディング・システム・コンテンツ・保守の6つでできている
  • 料金の決まり方と、含まれる範囲を見積もりで確かめる
  • ドメインとサーバーは自社の名義で持つ
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この記事を書いた人

株式会社dob 代表 北川航大

執筆

北川 航大きたがわ こうだい

株式会社dob 代表/ウェブ解析士
大阪府枚方市で、ホームページの制作と、公開後のアクセス解析・SEOの改善を担当